文献詳細
今月の臨床 外陰の診かた
疾患のポイントと私の治療法
文献概要
バルトリン腺嚢腫は性生活と関係が深く,表1のように,成熟期婦人を中心にしばしばみられ,加齢とともに減少する疾患である。通常,自然治癒は期待できず,腫大による局所の不快感,疼痛,性交障害や二次感染による膿瘍がみられ,ほとんどがなんらかの手術療法を必要とする。
今回,当科における過去10年間のバルトリン腺嚢腫26例,膿瘍18例,血腫10例の臨床統計を中心に治療法を述べる。
今回,当科における過去10年間のバルトリン腺嚢腫26例,膿瘍18例,血腫10例の臨床統計を中心に治療法を述べる。
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