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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻6号

1993年06月発行

今月の臨床 外陰の診かた

疾患のポイントと私の治療法

18.当科のバルトリン腺嚢腫の治療

著者: 高橋久寿1

所属機関: 1徳島県厚生連麻植協同病院産婦人科

ページ範囲:P.736 - P.738

文献概要

 バルトリン腺嚢腫は性生活と関係が深く,表1のように,成熟期婦人を中心にしばしばみられ,加齢とともに減少する疾患である。通常,自然治癒は期待できず,腫大による局所の不快感,疼痛,性交障害や二次感染による膿瘍がみられ,ほとんどがなんらかの手術療法を必要とする。
 今回,当科における過去10年間のバルトリン腺嚢腫26例,膿瘍18例,血腫10例の臨床統計を中心に治療法を述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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