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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻7号

1993年07月発行

カラーグラフ 摘出標本の見方・1【新連載】

卵巣漿液性腺癌

著者: 薬師寺道明1 大蔵尚文1 田中博志1 杉山徹1 西田敬1

所属機関: 1久留米大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.799 - P.801

文献概要

 表層上皮性・間質性悪性腫瘍は悪性卵巣腫瘍の80〜90%を占め,このうち漿液性腺癌は,40〜50%と最も頻度の高い腫瘍である.他の表層上皮性・間質性腺癌に比べ,Ⅲ,Ⅳ期の進行症例の占める割合が多い傾向にあり,このためか腹水や癒着を認める症例が多い.
 今回,当院において経験した漿液性腺癌の1例を中心にして,その摘出標本の特徴等について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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