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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻7号

1993年07月発行

今月の臨床 ホルモン補充療法;HRT

HRTの実際

16.卵巣欠落症

著者: 牧野田知1 小葉松洋子1 大河内俊洋1 晴山仁志1 藤本征一郎1

所属機関: 1北海道大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.846 - P.849

文献概要

 婦人科領域においてホルモン補充療法(以下HRT)の適応としては,婦人科臓器で唯一の内分泌臓器である卵巣の機能欠落による,いわゆる「卵巣欠落症」が,まず最初に考えられる。ところで,この「卵巣欠落症」という用語は,日常臨床の場においてよく使われる用語であるにもかかわらず,日本産科婦人科学会の用語解説集1)には,掲載されていない。そこで本稿ではまず「卵巣欠落症」の種類と成因を述べ,ついで当科における「卵巣欠落症」に対するHRTの実際について解説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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