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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻9号

1993年09月発行

今月の臨床 治療にてこずる感染症

クラミジア

3.クラミジアと不妊

著者: 斎藤滋1

所属機関: 1奈良県立医科大学産婦人科

ページ範囲:P.1042 - P.1043

文献概要

 不妊症のなかで卵管因子の占める割合は25〜50%と高率で,その原因は多岐にわたっているが,その中でもChlamydia trachomatis感染を原因とするものが最近著増している。クラミジア感染は,卵管性不妊のみならず,流産をも引き起こす可能性がある。また男性においては尿道炎,前立腺炎,副睾丸炎を引き起こすことが知られており,後二者は妊孕能に影響を与える。本稿ではクラミジア感染症と不妊症について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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