文献詳細
文献概要
今月の臨床 治療にてこずる感染症 C型肝炎
11.C型肝炎の病状と予後
著者: 清沢研道1
所属機関: 1信州大学医学部第二内科
ページ範囲:P.1068 - P.1069
文献購入ページに移動 C型肝炎ウイルス(HCV)感染経路の解明や輸血用血液でのHCV抗体のスクリーニングを含め感染対策が行われるにつれ,新しいC型肝炎の発症は明らかに減少傾向にある。C型肝炎の臨床的特徴は“治癒しにくい”ことである。したがってC型肝炎の自然経過を知ることは,その臨床を考える上できわめて重要である。
掲載誌情報