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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科47巻9号

1993年09月発行

今月の臨床 治療にてこずる感染症

難治性症例の経験

27.外陰ヘルペス

著者: 高杉信義1

所属機関: 1山口大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.1112 - P.1113

文献概要

 外陰ヘルペスは,単純ヘルペスウイルス(Her—pes simplex virus type 1 and 2, HSV−1 andHSV−2)による感染症である。HSV−1は主に上半身,HSV−2は下半身とくに件器に感染するとされている。
 症状などから,外陰ヘルペスは急性型,再発型,誘発型に分類される。急性型は,口唇ヘルペスが感染源となることが多く,約70%はHSV−1が検出される。症状が激烈で,全身倦怠感や発熱(37〜39℃)を伴うことも多い。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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