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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻1号

1994年01月発行

今月の臨床 新しい薬物療法をさぐる

薬物療法プラクティス

5.多嚢胞性卵巣症候群の排卵誘発

著者: 水沼英樹1

所属機関: 1群馬大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.29 - P.31

文献概要

 多嚢胞性卵巣(PCO)は内分泌学的には高LH血症,高アンドロゲン血症を合併した排卵障害疾患であり,臨床的に高い排卵率にもかかわらず,妊娠率が低く,また早発黄体化や卵巣過剰症候群(OHSS)などの合併症を起こしやすいという特質を持っている.したがってPCOの排卵誘発法は,いかにして高い妊娠率を獲得し,またいかにして合併症を防ぐかという点に集約される.本稿ではこれらに関し,とくにpure FSH療法およびGnRHアゴニストとpure FSH製剤の併用療法について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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