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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻1号

1994年01月発行

文献概要

今月の臨床 新しい薬物療法をさぐる 話題の薬剤

18.オキシブチニン(ポラキス)による女性尿失禁,頻尿の治療

著者: 加藤久美子1

所属機関: 1名古屋第一赤十字病院泌尿器科

ページ範囲:P.63 - P.64

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 塩酸オキシブチニン(ポラキス)は1988年から認可された蓄尿障害(頻尿,尿意切迫感,尿失禁)治療薬で1),日本で初めて尿失禁を効能にうたった薬剤である.切迫性尿失禁に対する切れ味が鋭く,使える薬ができたことで「尿失禁ブーム」が加速された.
 オキシブチニンは抗コリン作用,直接平滑筋弛緩作用によって膀胱平滑筋(排尿筋)を弛緩させ,膀胱容量の拡大,無抑制収縮の抑制をもたらす.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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