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今月の臨床 新しい薬物療法をさぐる 話題の薬剤
21.カイトリル
著者: 中田好則1
所属機関: 1京都第一赤十字病院産婦人科
ページ範囲:P.70 - P.71
文献購入ページに移動 抗悪性腫瘍剤による悪心・嘔吐の作用機序は十分解明されているわけではないが,最近5—HT3受容体を介して生じることが明らかにされている,塩酸グラニセトロン(カイトリル)はこの5—HT3受容体に選択的に拮抗することにより強力な制吐作用を有する薬剤として注目されている.
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