icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻1号

1994年01月発行

産婦人科クリニカルテクニック ワンポイントレッスン

小児用ケリー鉗子(HAMA・ケリー鉗子・HPS−3076 No.3弱彎)を用いた広汎性子宮全摘出術時の尿管剥離

著者: 工藤隆一1

所属機関: 1札幌医科大学

ページ範囲:P.85 - P.85

文献概要

 広汎性子宮全摘出術を安全にかつ出血量を少なく実施するための手術操作にはいくつかのポイントがある.その中で膀胱子宮靱帯を貫通する尿管の剥離をどのようにスムーズに行うかも重要である.この尿管の剥離のポイントは出血を可及的少なくそして尿管損傷を引き起こさないように実施することにある.このような目的のため,剥離において種々の器具が使われていると考える.
 筆者は尿管トンネル形成と膀胱子宮靱帯,特に前層処理に使用しやすいと考えていわゆる“小児用ケリー鉗子”を用いて来た.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら