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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻10号

1994年10月発行

今月の臨床 難治性合併症を診る—婦人科

月経異常と難治性合併症

4.抗凝固療法

著者: 大塚博光1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学産婦人科

ページ範囲:P.1204 - P.1205

文献概要

 止血はフィブリン血栓によって完成し,出血から人体を防御しているが,血管内でこの機序が亢進すると,血小板の凝集塊やフィブリンによって血管内に血栓が生じる恐れがある.この機序が亢進している場合は,抗血栓療法が必要になる(図1).血小板の粘着・凝集能を低下させる抗血小板療法,フィブリンの形成を障害する抗凝固療法,および生じたフィブリンを早期に溶解させる血栓溶解療法に大別される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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