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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻10号

1994年10月発行

今月の臨床 難治性合併症を診る—婦人科

月経異常と難治性合併症

6.神経性食思不振症

著者: 青野敏博1 苛原稔1 漆川敬治1

所属機関: 1徳島大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1208 - P.1209

文献概要

 神経性食思不振症は,比較的若い女性に発症し,拒食や過食後の嘔吐などの食行動異常のため,極端なやせを伴い、無月経に陥る疾患である.食行動異常の背景には固有の性格と対人関係の葛藤が存在するので,難治性である.
 厚生省では難病対策の一環として研究班を設置し、診断基準の設定および標準的治療法の策定を行ってきたので,それを中心に本症の管理について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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