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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻11号

1994年11月発行

文献概要

今月の臨床 難治性合併症を診る—産科 産婦人科合併症

4.常位胎盤早期剥離

著者: 辰村正人1

所属機関: 1山口赤十字病院産婦人科

ページ範囲:P.1320 - P.1322

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 胎盤早期剥離は妊娠末期(28週以降)に突発的に起こる疾患で,産科DICの代表的疾患であり,診断治療に要する時間が予後を左右する.DICのため急性腎不全,肝不全,シーハン症候群などの臓器症状を見ることも少なくない.早期に診断治療しないと母児ともに予後が悪いが,現在でも胎盤早期剥離発症を予知することは困難な現状である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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