icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻11号

1994年11月発行

今月の臨床 難治性合併症を診る—産科

産婦人科合併症

8.卵巣悪性腫瘍治療後の妊娠

著者: 安田允1

所属機関: 1東京慈恵医科大学柏病院産婦人科

ページ範囲:P.1330 - P.1332

文献概要

 近年,卵巣癌の治療成績はCDDP投与法の確立とともに目覚ましく向上し,Ia期癌の5年生存率は90%以上までになってきた.このような背景にあって,若年者や挙児を希望する婦人に発生した卵巣悪性腫瘍に対する妊孕能保存療法が最近問題となっている.
 そこで今回は若年婦人に発生する卵巣悪性腫瘍を中心に解説し,保存手術の適応と管理方式,さらに化学療法と妊娠などの諸問題について述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら