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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻11号

1994年11月発行

今月の臨床 難治性合併症を診る—産科

代謝系合併症

20.糖尿病性ケトアシドーシス

著者: 山崎峰夫1

所属機関: 1神戸大学医学部附属病院周産母子センター

ページ範囲:P.1364 - P.1366

文献概要

 糖尿病性ケトアシドーシス(diabetic keto—acidosis:DKA)は主としてインスリン依存性糖尿病(IDDM)の患者がなんらかの誘発刺激を受けて発症する.妊婦がDKAを発症した場合,その母児,とくに胎児の予後は周産期管理の発達した今なお不良であるが,近年では適切な管理により良好な転帰をとったとの報告例も多くみられるようになっている.しかし,周産期領域の緊急症として,DKAはきわめて重大な疾患であることには変わりない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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