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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻11号

1994年11月発行

今月の臨床 難治性合併症を診る—産科

免疫異常・その他の合併症

23.自己免疫疾患

著者: 山口昌俊1

所属機関: 1宮崎医科大学産婦人科

ページ範囲:P.1376 - P.1378

文献概要

 自己免疫疾患は,若い女性に発生することが多いため,妊娠に関係して産科医が関与する可能性がある.理論的には妊娠は免疫系の抑制状態であるから,妊娠中は軽快し,分娩後に再燃するはずである.しかし,妊娠中の動態は一定ではなく,必ずしも理論どおりにならない.本稿では,代表的な自己免疫疾患をいくつか挙げ,妊娠が疾患に及ぼす影響と,疾患が妊娠に及ぼす影響を中心に述べてみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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