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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻11号

1994年11月発行

今月の臨床 難治性合併症を診る—産科

感染症

28.HTLV−1

著者: 吉永光裕1 永田行博1

所属機関: 1鹿児島大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1396 - P.1397

文献概要

 HTLV−1(human T cell lymphotropic virustype 1)は成人T細胞白血病やHAM(HTLV−1associated myelopathy)の病因であり,HTLV−1に感染した人は持続感染の状態になりキャリアとなる.また母乳を介しての母児垂直感染が主であるため,感染予防法は母乳の遮断が最も有効で現実的な手段といえる.しかし,断乳によってもたらされるデメリットなどを考慮すると,その取り扱いには多くの困難な問題を抱えている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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