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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻11号

1994年11月発行

文献概要

連載 産科外来超音波診断・6

妊娠中期の超音波スクリーニング—ACOGのガイドラインを中心に

著者: 清水卓1

所属機関: 1清水産婦人科医院

ページ範囲:P.1407 - P.1410

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 前回は,RADIUS studyを中心に,超音波スクリーニングの有用性を検討した.米国では,あくまで,targeted screeningが基本となっているが,基礎的な超音波スクリーニングとして,何を観察するかに関して,アメリカ産婦人科学会(ACOG)は,①胎児の数,②胎位,③胎児の生存の有無,④胎盤の位置,⑤羊水量,⑥妊娠週数の評価⑦母体の骨盤内腫瘤の有無,⑧胎児構造の解剖学的検索の8つを挙げている1,2)
 また,アメリカ超音波学会(AIUM)では,①胎児の生存の有無,数,胎位,②羊水量,③胎盤の位置と形態および内子宮口との関係,④妊娠週数の評価,⑤胎児発育の評価,⑥子宮および付属器部の構造,⑦胎児構造の解剖学的検索を,基本的な超音波検査のガイドラインとして挙げている3,4)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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