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今月の臨床 多胎—いま何が問題か 予防
7.胎児減数術の問題点
著者: 我妻堯1
所属機関: 1国立国際医療センター国際医療協力局
ページ範囲:P.1460 - P.1463
文献購入ページに移動 排卵誘発法の進歩ならびに,いわゆるassistedreproduction技術の進歩によって多くの不妊夫婦が子どもに恵まれるようになった.しかし同時に多胎妊娠率の増加という医原的現象を生じるに至った.多胎妊娠の減数術については,約8年前に一度マスコミで取り上げられ,その後著者はこの問題について文献的考察1)を発表した.最近これについての議論が再燃し,日本産科婦人科学会の倫理委員会や,日本母性保護産婦人科医会でも検討されている.
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