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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻12号

1994年12月発行

今月の臨床 多胎—いま何が問題か

妊娠合併症の対策

9.胎児数別の入院適正時期

著者: 久保隆彦1

所属機関: 1高知医科大学周産母子センター

ページ範囲:P.1468 - P.1469

文献概要

 人種差によると考えられるわが国の多胎妊娠の頻度は諸外国に比較し低率とされていたが,排卵誘発・体外受精などの不妊治療の急速な普及に伴い,多胎,とくに三胎以上の多胎妊娠の頻度は確実に増加している.しかも,多胎妊娠の周産期死亡率は単胎妊娠に比較し明らかに高率であり,胎児数の増加に従い増悪する.したがって,胎児数に応じた十分な周産期管理が要求される.本稿では胎児数別の入院時期について略述する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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