icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻12号

1994年12月発行

文献概要

今月の臨床 多胎—いま何が問題か 妊娠合併症の対策

11.多胎児のIUGR

著者: 町田芳哉1 小林浩一1 岡井崇1 武谷雄二1

所属機関: 1東京大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1472 - P.1474

文献購入ページに移動
 多胎妊娠をはじめとする多胎妊娠例において,個別の胎児状況を的確に把握することは娩出時期や娩出様式を決定するうえで重要である.多胎児の発育度を単胎児の発育度と同様に扱うと,多胎児の胎児発育遅延の出現頻度は高いことは事実である.本稿では,多胎児の各分娩週数における体重を単胎児と比較し,多胎児を単胎児の発育度で評価することが妥当か否かを考え,その上で多胎児のIUGRの対策について検討したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?