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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻12号

1994年12月発行

今月の臨床 多胎—いま何が問題か

分娩

15.多胎分娩のトラブル

著者: 西島正博1 吉原一1

所属機関: 1北里大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1484 - P.1486

文献概要

 多胎では,単胎に比べ,胎盤早期剥離,臍帯脱出,胎位異常,弛緩出血などの合併症がきわめて高率であり,分娩管理にはこれらの合併症予防を十分に考慮しなければならない.また第2児の予後をよくするためには,第1児出生後約15分以内に娩出させる必要がある.本稿では当科における統計を踏まえて,主に双胎分娩のリスクについて概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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