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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻12号

1994年12月発行

今月の臨床 多胎—いま何が問題か

新生児

20.同一胎齢の単胎児との成育予後の差

著者: 小沢愉理1 宇賀直樹1

所属機関: 1東邦大学医学部新生児学

ページ範囲:P.1498 - P.1500

文献概要

多胎児と単胎児の脳性麻痺の比較
 多胎で出生した児は単胎児よりも脳性麻痺,発育発達異常をきたす率が高いと報告されている.
 多胎の多くは双胎であるが,近年の体外受精の進歩により三(品)胎以上の児も多くなり,また双胎で出生する率も年々増加している.多胎妊娠での分娩そのものが児に影響を及ぼしていることも明らかであるが,多胎妊娠は早期産になりやすく低出生体重児であるがゆえの合併症が原因で,予後を不良にしていることも十分考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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