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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻12号

1994年12月発行

今月の臨床 多胎—いま何が問題か

新生児

21.多胎妊娠と児奇形

著者: 兼子和彦1 竹内正人1

所属機関: 1葛飾赤十字病院

ページ範囲:P.1501 - P.1503

文献概要

 多胎妊娠における先天奇形の発生は,単胎妊娠に比べ心血管系や消化器系奇形など2倍以上の頻度1)が示されている.
 最近の胎児診断法の進歩は,パルス・カラードプラ法に至る超音波診断法の進展に伴い,羊水診断や胎児採血などの発達も加わり,胎児の形態,機能面の解析は進み,他方遺伝子の検索の展開2,3)と相まって多胎児形態異常の把握に関してもその管理面への課題を提供してきている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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