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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻12号

1994年12月発行

Q&A

子宮癌検診における子宮内膜スミアの有用性

著者: 関谷宗英1 矢沢珪二郎2

所属機関: 1千葉大学医学部産婦人科 2ハワイ大学

ページ範囲:P.1515 - P.1516

文献概要

 Q 40歳以前で性器出血などがない女性に,子宮内膜癌検査を目的に行うEndocyte使用によるスクリーニングの有用性を,costbenefitの面も含めお教え下さい(奈良県 K生).
 A 子宮体(内膜)癌検診の対象は最近6か月以内に不正性器出血を訴えたことのある者とされており(老人保健法),不正性器出血のない者は検診の対象とはならない.一方,体癌が好発(90%以ヒ)する年齢50歳以Lあるいは閉経後の婦人が検診の主な対象であるが,ときに(体癌の数パーセント)若年体癌(40歳以前?)が発見される.若年体癌を見逃さないよう未妊婦であって,月経不規則(危険因子)の婦人も対象としている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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