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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻2号

1994年02月発行

文献概要

今月の臨床 不妊症はどこまで治せるか ARTの問題点

24.子宮内膜症婦人のARTの工夫

著者: 石川元春1 星合昊1

所属機関: 1近畿大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.195 - P.197

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 子宮内膜症を伴う不妊症の治療法には,薬物療法・腹腔鏡または開腹術による手術療法が広く普及しているが,ARTもその選択肢の一つとして挙げられる.ARTは両側の卵管閉塞を伴うような重症子宮内膜症のみならず,比較的軽症でありながら薬物・手術療法により妊娠に至らない難治性不妊症の治療法として有力な方法である.日本産科婦人科学会の年次報告によれば,1991(平成3)年度に国内で行われたARTの17.0%は子宮内膜症が主適応であった1)(表1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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