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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻3号

1994年03月発行

今月の臨床 IUGR診療

Overview

1.IUGRは増えているか?

著者: 武田佳彦1 高木耕一郎1

所属機関: 1東京女子医科大学産婦人科

ページ範囲:P.254 - P.255

文献概要

 子宮内発育遅延(IUGR)とは,子宮内での胎児の発育が抑制された病的状態を総称した症候群であり,その代表的な病因に胎盤機能不全,染色体異常などの胎児異常,子宮内感染症,多胎妊娠などが知られている.これらの詳細については,本特集の他項にゆずることとする.
 IUGRに関連した児の期ならびに長期予後が不良であることは論を待たないが,でははたしてIUGRが増加しているか否かという問題について考えてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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