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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻3号

1994年03月発行

今月の臨床 IUGR診療

IUGRの診断

11.胎児計測

著者: 増崎英明1 宮本正史1 石丸忠之1 山邊徹1

所属機関: 1長崎大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.285 - P.287

文献概要

 子宮内胎児発育遅延(IUGR)は種々の病因によって生じ,病態もまたさまざまであるが,その診断は超音波断層法を用いた胎児計測によってなされる.
 胎児計測の目的は,主として妊娠前半期(妊娠20週以前)には妊娠週数の判定であり,妊娠後半期(妊娠20週以降)においては胎児発育の評価である.ただし,胎児発育の評価は,正確な妊娠週数を基になされるので,このふたつを切り放しては論じられない.IUGRの診断についても同様であり,正しい妊娠週数を基に,はじめて胎児発育の評価がなされうる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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