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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻4号

1994年04月発行

今月の臨床 婦人科外来検診マニュアル

A.予診

5.腫瘤

著者: 又吉國雄1

所属機関: 1東京医科大学霞ケ浦病院産婦人科

ページ範囲:P.388 - P.390

文献概要

 産婦人科の外来患者を主訴別に分類すると,無月経と不正性器出血が最も多く,腫瘤自体を主訴とするものはけっして多くはない1)
 しかし子宮筋腫や卵巣嚢腫の精査を含めた下腹部腫瘤の診察は,帯下,挙児希望,下腹部痛,月経異常などとともに日常診療において大きな比重を占めており,その原因も多岐にわたっている.中には腹壁腫瘤や虫垂炎など,必ずしも婦人科疾患によらないものも認められるが,本稿では主に,婦人科領域における下腹部腫瘤について,その診察のすすめ方や診断に関する留意点を述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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