文献詳細
今月の臨床 婦人科外来検診マニュアル
A.予診
文献概要
尿症状についての予診をとる際にたいせつなことは,一般診断学の原則にしたがって,主訴を含む現病歴,既往歴,家族歴へとすすめることである1).そのうえ,尿症状にとどまらず,腎,泌尿器系の疾患を念頭にいれて予診をとることが肝要である.とくに,高血圧性脳症,重症尿毒症,尿閉,激しい腎結石の発作などの際には,応急処置が必要であるため,早期に予診をとる必要がある2).
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