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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻4号

1994年04月発行

今月の臨床 婦人科外来検診マニュアル

C.外来感染症

17.クラミジア

著者: 髙畠弘1

所属機関: 1東京都立台東病院

ページ範囲:P.422 - P.425

文献概要

クラミジア科微生物の今日的な分類
 1984年版のBergy�s ManualにはクラミジアはRickettsia and Chlamydiaに一括され,1科1属2種,すなわちChlamydia trachomatisとC.psittaciに分類されている.その後1989年にGrayston, WangらによってC.pneumoniaeが,1992年には福士・平井によりC.pecorumが,これはウシ・ヒツジなどの反芻動物に腸管感染症を初め,関節炎,肺炎,脳炎などの多彩な疾患を惹起する病原微生物としてC.psittaciから新種として分立された.しかしいまだC.pecorumのヒトへの感染の報告例はない.現在クラミジアはこの4種からなる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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