文献詳細
今月の臨床 婦人科外来検診マニュアル
C.外来感染症
文献概要
クラミジア科微生物の今日的な分類
1984年版のBergy�s ManualにはクラミジアはRickettsia and Chlamydiaに一括され,1科1属2種,すなわちChlamydia trachomatisとC.psittaciに分類されている.その後1989年にGrayston, WangらによってC.pneumoniaeが,1992年には福士・平井によりC.pecorumが,これはウシ・ヒツジなどの反芻動物に腸管感染症を初め,関節炎,肺炎,脳炎などの多彩な疾患を惹起する病原微生物としてC.psittaciから新種として分立された.しかしいまだC.pecorumのヒトへの感染の報告例はない.現在クラミジアはこの4種からなる.
1984年版のBergy�s ManualにはクラミジアはRickettsia and Chlamydiaに一括され,1科1属2種,すなわちChlamydia trachomatisとC.psittaciに分類されている.その後1989年にGrayston, WangらによってC.pneumoniaeが,1992年には福士・平井によりC.pecorumが,これはウシ・ヒツジなどの反芻動物に腸管感染症を初め,関節炎,肺炎,脳炎などの多彩な疾患を惹起する病原微生物としてC.psittaciから新種として分立された.しかしいまだC.pecorumのヒトへの感染の報告例はない.現在クラミジアはこの4種からなる.
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