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今月の臨床 婦人科外来検診マニュアル D.ウイルス感染症
20.風疹
著者: 中村英世1
所属機関: 1東京都済生会中央病院産婦人科
ページ範囲:P.434 - P.435
文献購入ページに移動 いわゆる先天性風疹症候群(Congenital Rubel—la Syndrome:CRS)は,妊娠中の風疹ウイルス感染により児に心疾患,白内障,難聴などの先天異常を認めるもので,1941年オーストラリアの眼科医Greggにより初めて報告1)された.
われわれ産婦人科医にとってCRS児の発生予防は重大関心事であり,このような意味からも風疹ウイルス抗体の検査は,外来における日常診療の一環として確立されるべきであると考えている.
われわれ産婦人科医にとってCRS児の発生予防は重大関心事であり,このような意味からも風疹ウイルス抗体の検査は,外来における日常診療の一環として確立されるべきであると考えている.
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