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今月の臨床 婦人科外来検診マニュアル E.腫瘍外来
23.コルポスコピー(新分類の解説)
著者: 長谷川壽彦1
所属機関: 1国立栃木病院産婦人科
ページ範囲:P.446 - P.448
文献購入ページに移動 わが国で現在使用されているコルポスコピー所見分類は,1975年にグラーツ(オーストリア)で開催された第2回IFCPC(International Federa—tion for Cervical Pathology and Colposcopy)国際学会の場で採択された所見分類を,日本子宮頸部病理・コルポスコピー学会(現在の日本婦人科病理・コルポスコピー学会)が所見を一部追加し,所見解説と日本語訳を含めて本邦用にしたもので,日本産婦人科学会でもコルポスコピー所見分類として承認されている.1990年ローマ(イタリア)での第7回IFCPC国際学会で,コルポスコピーの進歩に見合った新しい所見分類が必要とのことで新所見分類が選択された.その所見分類を基に,日本婦人科病理・コルポスコピー学会で検討し本邦用に新コルポスコピー所見分類が完成した.
今後新しい所見分類を用いるにあたって,旧所見分類からの切り替えを混乱なく行うためには,新旧所見分類の相違点を理解し対処しなくてはならない.そこで両所見分類の相違点を中心に新所見分類を解説する.
今後新しい所見分類を用いるにあたって,旧所見分類からの切り替えを混乱なく行うためには,新旧所見分類の相違点を理解し対処しなくてはならない.そこで両所見分類の相違点を中心に新所見分類を解説する.
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