icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻4号

1994年04月発行

今月の臨床 婦人科外来検診マニュアル

F.内分泌・不妊

47.性器発育異常

著者: 川越慎之助1 金子尚仁1

所属機関: 1山形大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.522 - P.525

文献概要

 性器発育異常を示すものでは性染色体異常に関連した先天性のものが多い.このような症例では腟および子宮腟部の有無,鼠径部および腹腔内腫瘤の有無,内性器および性腺の観察,あるいは性腺の生検などが診療のポイントとなる.また染色体分析や精巣決定因子(sex determining regionY(SRY))の検索,あるいはホルモン測定なども必要となる場合が多い.そこで本稿では外性器の性状および腟,子宮の有無などにより検査,診断を進めていく方法(図1)を紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら