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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻5号

1994年05月発行

文献概要

今月の臨床 骨盤位マニュアル 骨盤位分娩の疫学

5.横位の病因と頻度(対応策も含む)

著者: 金上宣夫1

所属機関: 1札幌東豊病院産婦人科

ページ範囲:P.615 - P.617

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 横位は胎児の位置が縦位と違って,母体の骨盤軸(または子宮の縦軸)に対して胎児の縦軸が直角を成すもので病的な胎位である.横位には妊娠時と分娩時の横位があるが,臨床的には分娩時の横位が問題になる.横位は陣痛発来により破水しやすく,遷延横位になりやすい.結果として母体には子宮破裂や子宮内感染,胎児は早期に死の転帰をとる.処置の遅れや対応を間違うと医療事故の紛争の元である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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