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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻5号

1994年05月発行

今月の臨床 骨盤位マニュアル

妊娠中の管理

7.針灸療法は有効か

著者: 相羽早百合1 大平篤2

所属機関: 1至誠会第二病院産婦人科 2東京女子医科大学産婦人科

ページ範囲:P.620 - P.621

文献概要

 骨盤位分娩は頭位分娩に比較して,胎児仮死や難産などのリスクが高く,最近では帝王切開となるケースも多くなっている.できうるならば分娩までに骨盤位が矯正できるにこしたことはない.そこで当科では従来より行われている胸膝位による自己回転促進法に加え,侵襲が少ないと考えられる温灸による至陰穴刺激を施行し自己回転促進法を行った結果,胸膝位のみによる方法と比べ有意の好結果が得られたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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