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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻5号

1994年05月発行

文献概要

今月の臨床 骨盤位マニュアル 分娩時の対応

17.高年初産と骨盤位

著者: 齋藤良治1 佐藤秀平1

所属機関: 1弘前大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.652 - P.653

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 わが国では近年平均結婚年齢が上昇し,35歳以上の初産と定義される高年(高齢)初産は,増加の傾向を辿っている.さらに最近では,長期の不妊で悩む婦人が,体外受精などにより妊娠する機会が増え,今後ますます高年妊娠が増加するものと予想される.高年妊娠はそれ自体で,異常分娩のリスクとなりうるため,妊娠前・妊娠中の適切な管理が必要なのは言うまでもない.とくに高年初産の骨盤位については,二重のリスクを負うことになるので,骨盤位分娩に関するさまざまなリスクを減らすための種々の準備が必要不可欠となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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