icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻5号

1994年05月発行

今月の臨床 骨盤位マニュアル

分娩時の対応

18.双胎と骨盤位

著者: 鮫島浩1 中村安俊1 池ノ上克2

所属機関: 1鹿児島市立病院周産期医療センター 2宮崎医科大学産婦人科

ページ範囲:P.654 - P.655

文献概要

 多胎の分娩様式を選択する際,妊娠週数,胎児の大きさ,膜性診断,他の産科因子などと並び,胎位は最も重要な決定要因のひとつである.おおよそ一致した見解としては,第1子頭位—第2子頭位の組み合わせでは経腟分娩を試み,第1子骨盤位(非頭位)では第2子の胎位にかかわらず帝王切開を選択する1).しかし頭位—骨盤位の組み合わせに関してはいまだ議論が多い.今回,双胎における骨盤位の分娩の対応について自験例を中心に検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら