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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻5号

1994年05月発行

文献概要

薬の臨床

クラミジア性子宮頸管炎治療におけるClarithromycin(クラリス)の臨床的検討

著者: 保田仁介1 大久保智治1 柏木宣人1 上島典子1 加藤俊1 竹川僚一1 戸崎守1 岩破一博1 山元貴雄1 岡田弘二1

所属機関: 1京都府立医科大学産婦人科

ページ範囲:P.703 - P.709

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 Chlamydia trachomatis感染症に対して適応を認められたマクロライドであるクラリスロマイシン(clarithromycin, CAM)のクラミジア性子宮頸管炎への有効性と安全性について検討した.
 対象は妊婦14名を含むクラミジア性子宮頸管炎の患者54名であり,CAMの投与は1日 400mgを分2で14日間とした.その結果,投与21日目でのクラミジアの消失率は98.1%,その内著効は71.4%であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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