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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻6号

1994年06月発行

今月の臨床 早期癌—診療ストラテジー

子宮頸癌 診断

4.細胞診

著者: 和田順子1

所属機関: 1東京都立豊島病院産婦人科

ページ範囲:P.730 - P.731

文献概要

子宮頸部早期癌の特徴
 老人保健法が導入されて以来,子宮頸癌検診は全国的規模でシステム化され,確実に定着し効果をあげている.それはこの検診において発見された癌の60%以上が早期癌であり1),これにより早期治療が行われ,生存率の向上に貢献している事実による.
 日本産科婦人科学会癌検診問題委員会では,子宮頸癌の「一次検診」の手順はまず細胞診を行うが,対象は無症状の健常婦人とすること,細胞診のスクリーニングと診断は細胞検査士と細胞診指導医によること,細胞診の判定は日母クラス分類に従うことを定めている2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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