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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻6号

1994年06月発行

今月の臨床 早期癌—診療ストラテジー

子宮頸癌 診断

5.コルポスコピー・サービコスコピー

著者: 半藤保1 黒瀬高明1

所属機関: 1香川医科大学母子科産科婦人科学

ページ範囲:P.732 - P.733

文献概要

 子宮頸部早期癌は,今日のレベルをもってすれば細胞診によってきわめて高い確率で診断を推定できる.しかし細胞診が推定診断にとどまる以上,病変の存在部位を指摘し,同部から確定診断用の生検診を誘導するのはコルポスコピーであり,コルポスコピーがUCFのときにはサービコスコピーである.コルポスコピーは,得られた所見の質的,量的解析によりdiagnostic colposcopyとしての地位を築く努力がなされつつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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