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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻6号

1994年06月発行

今月の臨床 早期癌—診療ストラテジー

子宮体癌 治療

19.単純子宮全摘出の適応限界

著者: 和泉滋1 矢野方夫1 山岡完司1

所属機関: 1国立東京第二病院産婦人科

ページ範囲:P.766 - P.767

文献概要

 子宮体癌の新しい進行期別分類(FIGO,1988)に,摘出子宮の病理組織所見の組織分化度と筋層浸潤の深さ,骨盤と労大動脈リンパ節所見が導入されたことは,これらが,子宮体癌の予後因子として重要であることを示している.したがって,体癌の治療は摘出物の病理組織所見より予後因子を分析し,それに基づいて,進行度別の個別的治療を手術,放射線治療,癌化学療法を組み合わせて行うのが原則となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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