文献詳細
今月の臨床 早期癌—診療ストラテジー
子宮体癌 治療
文献概要
子宮体癌の新しい進行期別分類(FIGO,1988)に,摘出子宮の病理組織所見の組織分化度と筋層浸潤の深さ,骨盤と労大動脈リンパ節所見が導入されたことは,これらが,子宮体癌の予後因子として重要であることを示している.したがって,体癌の治療は摘出物の病理組織所見より予後因子を分析し,それに基づいて,進行度別の個別的治療を手術,放射線治療,癌化学療法を組み合わせて行うのが原則となる.
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