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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻7号

1994年07月発行

文献概要

今月の臨床 ハイリスク妊娠—22週までの管理 産科異常

19.胞状奇胎の処置とフォローアップ

著者: 後藤節子1

所属機関: 1名古屋大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.878 - P.879

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 胞状奇胎妊娠(奇胎)の発生は日本を含む東南アジアで多い.本邦の奇胎数は年々減少しているが,出生数1,000に対する比率は変化なく,近年2.92を保っている.奇胎の頻度は妊孕年齢後半の40歳以上で増加し,39歳以下の頻度の10〜20倍になる.なお奇胎は,①絨毛のすべてが嚢胞化し胎児成分をみない全奇胎と,②嚢胞化絨毛と正常絨毛または胎児成分の共存をみる部分奇胎とに分類される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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