文献詳細
連載 産科外来超音波診断・4
文献概要
近年の経腟超音波断層法(TVS)の発展により,妊娠初期の胎児像を,より鮮明に描出することができるようになり,このことは,妊娠初期の胎児奇形の診断に寄与することとなった1).
しかしながら,妊娠初期の胎児奇形の診断は,やはり難しく,胎児像が正常であるか否かを判定する際には,embryologyの基礎的な知識を必要とする場合が多く,また,技術的な面でも,TVSでは,作像する際の制約もあり,その診断に至るには,種々の困難な問題がある.
しかしながら,妊娠初期の胎児奇形の診断は,やはり難しく,胎児像が正常であるか否かを判定する際には,embryologyの基礎的な知識を必要とする場合が多く,また,技術的な面でも,TVSでは,作像する際の制約もあり,その診断に至るには,種々の困難な問題がある.
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