icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻8号

1994年08月発行

文献概要

今月の臨床 胎盤—母児接点としての役割 胎盤の診断法

13.生化学的検査法

著者: 坂田寿衛1 幾石泰雄1 山下昌樹1 五十嵐稔枝1 佐藤和雄2

所属機関: 1社会保険横浜中央病院産婦人科 2日本大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.989 - P.992

文献購入ページに移動
 周産期管理の著しい発展をみる最近,胎児の発育,成熟,well-beingに関する情報も単発でなく,多くの項目によりモニターリングされ総合的に評価し胎児監視が行われるようになってきた.
 とくに胎児胎盤機能を検索する場合,その基本的な考え方としては胎盤重量,胎児の大きさなどの形態面と,胎児仮死などの生理学的異常の面からとらえようとする2つの方法があり,胎児機能の評価も分娩中のfetal distressのような急性変化に対する診断から胎児発育,成熟,潜在的胎児仮死など慢性病態の診断や管理がなされてきている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?