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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻8号

1994年08月発行

今月の臨床 胎盤—母児接点としての役割

疾患と胎盤

16.常位胎盤早期剥離

著者: 寺尾俊彦1 安藤勝秋1 金山尚裕1

所属機関: 1浜松医科大学産婦人科

ページ範囲:P.998 - P.999

文献概要

 常位胎盤早期剥離(早剥)は母児双方に致死的な影響を及ぼす重篤な産科合併症である.かつては妊娠中毒症に合併するものが多かったが,最近では非妊娠中毒症例の頻度が多く,従来記載のなかった絨毛羊膜炎(Chorioamnioitis:CAM)がとくに早産例の早剥の原因として注目されつつある1).以下,最近の知見をふまえて早剥について略述する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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