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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻8号

1994年08月発行

今月の臨床 胎盤—母児接点としての役割

トピックス

24.Insulin-like Growth Factor(IGF)と胎盤

著者: 久保田俊郎1 麻生武志1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1018 - P.1020

文献概要

 ヒトのinsulin-like growth factor(IGF)は構造上インシュリンに類似した一群のペプチドで,親和性は低いもののインシュリンレセプターと結合し,インシュリン様作用を現す.近年,生殖内分泌領域でのIGFに関する研究も活発に行われており,とくに妊娠時胎児・胎盤系におけるIGFの役割が注目される.
 本稿ではIGFと胎盤に関する最近の知見を,著者らの成績も交えて簡単に述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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