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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻9号

1994年09月発行

今月の臨床 婦人科医のためのオステオポローシス

定義・疫学

4.骨粗鬆症のリスクファクター

著者: 倉林工1 田中憲一1

所属機関: 1新潟大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1080 - P.1081

文献概要

 骨粗鬆症は,多様な因子が複雑に絡み合って発生すると考えられている.現時点での骨量を決めているのは,最大骨量peak bone massと閉経前後の骨量減少速度であり,それぞれに影響を与える因子が検討されている.本稿では,現在までに一般に認められている骨粗鬆症のリスクファクターのうち,とくに産婦人科医に関係の深い事項について,身体的因子,遺伝的因子,環境因子に分けて述べる(表)1)
 身体的因子 これらのほとんどは本人の意思では自由にできないことが多いが,これらのリスクファクターをもつ婦人は早期からの予防に取り組む必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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