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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻9号

1994年09月発行

今月の臨床 婦人科医のためのオステオポローシス

エストロゲン欠乏と骨粗鬆症

6.卵巣機能不全,卵巣摘除後と骨粗鬆症

著者: 廣田憲二1

所属機関: 1大阪大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1084 - P.1085

文献概要

 骨塩量の減少は閉経後女性ばかりでなく,若年女性の卵巣機能不全あるいは卵巣摘除により骨塩量減少が見られる.若年女性の卵巣機能不全は骨塩量の低下ばかりではなく,動脈硬化症,ほてりなどの更年期障害などの症状が発症する.若年女性の骨塩量低下は中高年期における骨粗鬆症の原因になるばかりではなく,若年期においても骨折頻度が高くなる.そこで閉経前の卵巣機能と骨塩量について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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