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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻9号

1994年09月発行

文献概要

今月の臨床 婦人科医のためのオステオポローシス 診断 骨量の測定

10.MD法,DIP法

著者: 松本千鶴夫1 串田一博1 山崎薫1 井上哲郎1

所属機関: 1浜松医科大学整形外科

ページ範囲:P.1098 - P.1099

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 X線画像による中手骨骨量の測定はノギスを用いて皮質骨幅(metacarpal index)を計測するradiogrammetry法に始まり,その後標準物質(アルミニウム)と比較して陰影濃度から骨密度を算出する方法が加えられたphotodensitometry法へ発展した,microdensitometry法(MD法)1,2)はそのうちの最も代表的な方法であり,再現性が高く,簡便であることからわが国の多くの施設で利用されてきた.さらにMD法は精度の改善・測定時間の短縮のために改良され,computed X-raydensitometry法(CXD法)が開発された.一方,MD法の原理を応用し,X線画像の読みとりにビデオカメラを用いるdigital image processing法(DIP法)も開発された,以下に従来のMD法,CXD法,DIP法の概要について述べ,正常値と骨粗鬆症患者の測定結果を付け加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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